⚡ Claude Pro / Max ユーザー向け ・ はじめての設定ガイド ・ 2026年6月版

AIツール、まだ
素のまま使ってませんか?

設定ゼロのClaude Codeターミナル(黒い操作画面)で動くClaude。コードを書いたり実行したりできるエンジニア向けツールは、本来の力の半分も出ていません。
むずかしい用語は、ぜんぶ言い換えます。コマンドはコピーするだけ。

📅 最終確認:2026年6月(最新仕様は公式を確認) ⏱ 読了 約12分 🆕 現行の最上位モデルは Opus 4.8(Pro以上で選択可)

😵 損している状態

  • Effortエフォート=AIがどれだけ深く考えるかの「思考の深さ」。低いほど速く安く、高いほど丁寧で高品質(思考の深さ)が既定のまま(コーディング向けに上げていない)
  • 毎回、同じ説明をやり直す
  • あぶないコマンドも素通り
  • 気づかぬうちに機会損失が積もる

🚀 設定後の状態

  • Effort(思考の深さ)を xhigh に固定
  • 説明コストはゼロ(自動で読む)
  • あぶないコマンドは自動でブロック
  • 品質・速度・安全がまとめて向上
START HERE

はじめに ── このガイドの読み方

むずかしい用語は全部かみくだいて説明します。上から順に読むだけでOKです。コードは右上の「コピー」ボタンで丸ごとコピーできます。

1Claudeは「設定」で別物になります。素のままは力の半分。
2むずかしい設定ファイルも、Claudeに「作って」と頼めばOK。
3まず1つだけやるなら、Effortエフォート=AIがどれだけ深く考えるかの「思考の深さ」(思考の深さ)を上げる設定から。
⚠️

「Claudeに頼む」ときの、共通の約束

このガイドでは、設定を Claudeに頼んで作ってもらう 方法も紹介します(💬マークの折りたたみ)。便利ですが、Claudeの出した内容をそのまま実行する前に、危険なコマンド(rm -rfsudo| bash など)が混ざっていないか一度確認しましょう。大事なファイルは、変更の前にバックアップ(コピー)を取っておくと安心です。

👤 こんな人に向けています

  • パソコンは使えるが、ターミナルやJSONは未経験
  • 「Claude Codeって何が違うの?」レベル
  • 技術用語を見ると、読むのをやめてしまう

🖥️ そもそもターミナルって?

文字でパソコンに命令する画面のことです。Claude Code はここで動きます。最初は「黒い画面に文字を打つ場所」とだけ覚えればOK。本ガイドのコマンドは、貼り付けて実行するだけで使えます。

💳 Pro でも Max でも、設定の中身は同じです

Claude Code・Cowork・設定ファイル(settings.json / CLAUDE.md)・Skills は、どちらの有料プランでも同じように使えます。違うのは主に「どれだけ使えるか(使用量の上限)」だけです。

項目Claude Pro(約 $20/月)Claude Max 5x(約 $100/月)
このガイドの設定そのまま使えるそのまま使える(内容は同じ)
Claude Code使える(使用量ひかえめ)使える(Pro比 約5倍)
Claude Cowork使える使える
Opus(高性能モデル)選べる選べる
使用量のリセット5時間のローリングウィンドウ(共通)同じ
向いている人1日 1〜2時間ほど使う人一日中ガッツリ使う人
🔰 結論 ── やり方はどちらも同じ。違いは「たくさん使えるか」だけ。まずは Pro で始めて、上限によく当たるようになったら Max を検討、で十分です。

※ 金額・使用量・モデルの提供状況は変わることがあります(2026年6月時点の目安)。最新は公式の 料金ページ をご確認ください。

SECTION 01

名前は似てるけど、役割は別物。
3ツール早わかり

Claude・Claude Code・Claude Cowork。どれを使えばいいの?を、日常のたとえ話で説明します。

🧠

Claude

ブラウザの相談相手(チャット)
たとえるなら
「物知りな同僚とのおしゃべり」

ブラウザで開いて質問する、いちばん身近なClaude。あなたのPCの中身は触りません。アイデア出し・調べもの・文章づくりが得意です。

🛠️

Claude Code

工房の職人(ターミナル)
たとえるなら
「道具を全部使える工房の職人」

ターミナルパソコンに文字で命令を打ち込む黒い画面。マウスではなくキーボードで操作する(文字で命令する黒い画面)で動きます。コードを書き、動かし、テストまでします。プログラマー向けの本気ツールです。

🤝

Claude Cowork

デスクの新人アシスタント
たとえるなら
「隣の席で書類仕事を手伝う新人」

デスクトップアプリの中で動きます。マウスで使えて、ファイルを整えたりレポートを作ったり。プログラマーでなくても使えます。

🗺️ どこで動く? PCのファイルに触る?
🌐
ClaudeブラウザPCの中身には触れない(相談・文章)
⌨️
Claude Codeターミナルコードを書く・実行する
🖥️
Claude Coworkデスクトップファイルを整える・変換する
🎯 一言でいうと ── 考えごとは Claude、コードは Claude Code、パソコン上の書類仕事は Cowork。この3つで役割が分かれています。
SECTION 02

なぜ「設定」が必要なの?

結論から言うと、素のまま使い続けることが、いちばんもったいない使い方だからです。

素のまま使うことは、最大の機会損失のひとつ。
設定をいくつか変えるだけで、品質・速度・安全がまとめて良くなります。

⚠️

いちばん見落とされる「Effort を既定のまま」問題

Effortエフォート=思考の深さ。低いほど速く安く、高いほど丁寧で高品質(思考の深さ)のデフォルトはプラン別ではなくモデルごとに決まり、現行最上位の Opus 4.8 では high です。公式はコーディングでは一段上の xhigh を推奨しているので、既定のままだと、その伸びしろを使えていないことになります。

Before(素の状態)

  • Effort(思考の深さ)= 既定のまま(コーディング向けに未調整)
  • 確認ダイアログで毎回中断される
  • rm -rf(全消去)も実行できてしまう

After(設定後)

  • Effort(思考の深さ)= xhigh を永続化
  • 安全なコマンドは自動で許可
  • あぶないコマンドはブロックで事故防止
🚗
Effort(思考の深さ)は、車のアクセルのようなもの。深く踏むほど力が出ます。既定の high でも十分走れますが、コーディングでは xhigh まで踏み込むと、さらに伸びます。
🧠 作業メモリ(コンテキスト)と品質
品質低下
ゾーン
75%で
自動要約
空(高品質)満杯(品質低下)

会話が長くなるほどメモリが埋まり、品質が落ちます。だから 75%で自動要約(AutoCompact)・タスクが変わったら /clear が効きます。

📚 根拠(公式):この記事の設定の多くは、たった1つの事実から導かれます。Claude の「作業メモリ(コンテキスト)はすぐ埋まり、埋まるほど品質が落ちる」という性質です。だから 短い手順書(CLAUDE.md)・こまめな /clear・自動要約 が効きます。出典は Claude Code 公式ベストプラクティスAnthropic公式ブログ。各アクションの「なぜ効く?」にも個別の根拠リンクを付けています。
🧭 そもそも、なぜ最初からそう設定されていないの?
「公式が良いと言うなら、最初からそうしておいてほしい」と感じますよね。理由は4つあります。
自由な“素の道具”として作られている:Claude Code は特定の使い方を押し付けない設計です(公式は「意図的に低レベルで自由」と明言)。だから初期状態は中立で、各自が好みに合わせます。
安全のための控えめな既定:初期は「確認してから動く」慎重設定。どんな環境でも事故らないための保険です。自動許可は、あなたが内容を理解したうえで“オプトイン(自分で有効化)”する形にしてあります。
コストと速度の中庸:Effort を最初から最大にすると、全員の使用量と待ち時間が増えます。だから既定はモデルごとにバランスの取れたレベル(Opus 4.8 では high)。品質を優先したい人だけ上げられます。
あなたの情報は、あなたしか持っていない:プロジェクトのルールや手順は、ツール側には存在しません。CLAUDE.md や Skills は「足りない初期設定」ではなく、“あなたの知識を渡す場所” です。
つまり「デフォルトから変える」のは不具合の修正ではなく、もともと想定された使い方。公式も「これらは出発点。試して自分に合う形を見つけて」と述べています。
SECTION 03

準備 ── はじめる前に知っておくこと

「どこで」「どう操作して」「どこに保存され」「どう元に戻すか」をまとめました。ここを読めば、あとのアクションが迷わず進みます。

✅ 必要なもの

  • 有料プラン(Claude Pro または Max)※無料プランでは Claude Code は使えません
  • パソコン(Mac 13+/Windows 10+/Ubuntu 20.04+)・メモリ4GB以上
  • インターネット接続
  • テキストエディタ(Windowsのメモ帳でも可。VS Code推奨)

🍱 まず覚える3語だけ

ターミナル=文字で命令する画面。コマンド=そこに打つ命令文。再起動=設定を反映するため Claude Code を一度閉じて開き直すこと。
この3つが分かれば十分です。あとは貼り付けるだけ。

① Claude Code を入れる(3つから選ぶだけ)

いちばん簡単なのは 方法A(ネイティブインストーラ)。Node.js(プログラムの土台ソフト)が要らず、自動で最新に保たれます。ターミナル文字でパソコンに命令する画面。Macは「ターミナル」、Windowsは「PowerShell」アプリ(操作画面)を開いて、下を貼り付けて実行します。

bash
# 方法A:ネイティブインストーラ(おすすめ・Node.js不要・自動更新)

# Mac / Linux / WSL(ターミナルに貼り付け)
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

# Windows(PowerShell に貼り付け)
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

🔐 安全のヒント:| bash はスクリプトをダウンロードしてそのまま実行します。気になる人は、まず curl -fsSL https://claude.ai/install.sh だけ実行して中身を確認してから流すと安心です。なお、後で作る settings.json の拒否例に curl * | bash がありますが、あれは「Claude が勝手に実行するのを止める」設定。あなた自身がインストーラを手動で実行するのは問題ありません。

すでに Node.js がある人は方法Bでも可(※npm 版は現在レガシー扱い。基本は方法Aを推奨):

bash
# 方法B:npm を使う(Node.js 18以上が必要)
# ※ 現在はレガシー扱い。基本は方法A(ネイティブインストーラ)を推奨
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

# Mac は Homebrew でも入ります
brew install --cask claude-code

入れたら、作業フォルダで起動してログインします:

bash
# 起動:作業したいフォルダに移動して「claude」と打つだけ
cd ~/myproject
claude

# 初回はブラウザが開きます → Pro / Max のアカウントでログイン
# (無料プランでは Claude Code は使えません)

# ちゃんと入ったか確認
claude --version
claude doctor      # 環境の健康診断(困ったとき用)
🖱️

ターミナルが苦手でも大丈夫

マウス操作だけで使いたい人は、Claude Desktop App(デスクトップアプリ)から Claude Code を使えます。ターミナルは不要です。claude.ai/download から入手できます。

💬 ターミナルが苦手なら、Claudeにこう頼んでもOK

→ ブラウザ版 Claude(claude.ai のチャット)に頼む

おねがい文(コピーして貼り付け)
私は Mac(または Windows)で、ターミナルを使うのは初めてです。Claude Code をネイティブインストーラで入れたいので、どのアプリ(Mac はターミナル/Windows は PowerShell)を開いて、何をどの順番で打てばいいか、1ステップずつ、専門用語は都度かみくだいて教えてください。コマンドを実行する前に、それが何をするコマンドかも一言で説明してください。

🔐 この文には安全策(事前バックアップ・危険な操作の確認)を入れてあります。実行前に内容をひと目チェックしましょう。

💡 まだ Claude Code が無い段階なので、この設定だけは ブラウザ版 Claude(claude.ai のチャット) に頼みます。入れたあとの設定(次のセクション以降)は、ターミナルの中の Claude Code に頼めます。

② 設定ファイルは「どこ」に保存される?

この記事で作る設定(settings.json / CLAUDE.md など)は、ほぼすべて下のフォルダに置かれます。場所を知っておくと、編集も後片付けもラクです。

bash
# 設定ファイルが置かれる場所(必要に応じて自動で作られます)

Mac / Linux : ~/.claude/
              (例:/Users/yourname/.claude/)
Windows     : C:\Users\yourname\.claude\

# 「~」は自分のホームフォルダ(自分の名前のフォルダ)という意味
# 「.claude」は先頭にドットが付く “隠しフォルダ”

💡 隠しフォルダの表示:Mac の Finder は Cmd + Shift + ./ Windows のエクスプローラーは「表示 → 表示 → 隠しファイル」にチェック。

📂 設定ファイルの置き場所
  • 📁 ~/.claude/設定の入る隠しフォルダ
    • 📄 settings.json許可・禁止・env
    • 📄 CLAUDE.md起動時に自動で読む手順書
    • 📁 skills/
      • 📁 review/
        • 📄 SKILL.md必要時に呼ぶレシピ

③ 元に戻す(戻し方の基本)

この記事の設定は、ほとんどが「テキストを書き足すだけ」。消せば元に戻ります。心配なら、変更前にコピー(バックアップ)を取っておけば安心です。各アクションの「戻し方」も個別に書いています。

bash
# 不安なら、変更する前にコピー(バックアップ)を取る
cp ~/.claude/settings.json ~/.claude/settings.json.bak

# 元に戻したくなったら、バックアップで上書きするだけ
cp ~/.claude/settings.json.bak ~/.claude/settings.json

📖 用語ミニ辞典

用語やさしい意味
ターミナル文字でパソコンに命令する画面(Mac=ターミナル / Win=PowerShell)
コマンドターミナルに打つ命令文。この記事のものは貼り付けるだけ
~(チルダ)自分のホームフォルダ。例:/Users/yourname
~/.claude/Claude の設定が入る隠しフォルダ
settings.json許可・禁止などを書く設定ファイル(JSON形式の文書)
CLAUDE.mdClaudeが起動時に自動で読む手順書
環境変数パソコン全体で共有する設定値。書けば毎回自動で効く
再起動設定反映のため Claude Code を閉じて開き直すこと

❓ よくあるつまずき(トラブルシュートFAQ)

最初につまずきやすいポイントだけ、短くまとめました。困ったときの共通の入口は claude doctor(環境の健康診断)です。

「claude」と打っても command not found になる

インストールはできているのに見つからない場合、ほとんどが PATH(コマンドの置き場所) の問題です。いったんターミナルを閉じて開き直す(または再起動)と直ることが多いです。直らなければ claude doctor を実行すると、原因と直し方を診断してくれます。

設定を変えたのに反映されない

settings.json の多くの項目(permissionshooks など)は、保存すると動作中でも自動で読み込まれます。反映されないときは ── 変えたのが環境変数(Effort や AutoCompact をシェルに書いた場合)なら、新しいターミナルを開くか source ~/.zshrcmodel など一部の項目は Claude Code の再起動で反映されます。

Windows でインストールがうまくいかない

多いのは「シェルの取り違え」です。PowerShell では irm https://claude.ai/install.ps1 | iex、CMD では install.cmd 版を使います(取り違えると 'irm' is not recognized 等のエラーに)。プロンプトの先頭が PS C:\ なら PowerShell です。なお Git for Windows は必須ではありません(任意)。入れると Bash ツールが使えて安定するので、git-scm.com から導入し、セットアップで「Add to PATH」を選ぶのがおすすめです。

無料プランでは使えない?

はい。Claude Code は Pro / Max(ほか Team・Enterprise・Console)など有料アカウントが必要で、無料の Claude.ai プランでは使えません。

とりあえず、困ったら?

共通の入口は claude doctor。インストールや設定の健康診断をして、つまずきの原因と対処を教えてくれます。それでも解決しなければ、公式の インストール/ログインのトラブル対処 を確認しましょう。

📚 このセクションの出典:導入手順・動作要件・ログイン・対応プランは公式の セットアップ手順、つまずき対処(command not found・PATH・Windows のシェル/Git・claude doctor)は公式の インストール/ログインのトラブル対処 に基づきます。ターミナルがはじめての方には公式の ターミナル入門 も分かりやすいです。
SECTION 04

今日からできる、設定アクション10選

上から順にやるだけで活用レベルが上がります。番号・難易度・所要時間つき。コードは右上の「コピー」ボタンで丸ごとコピーできます。各アクションには、ターミナルが苦手な人向けに「💬 Claudeにこう頼んでもOK」のおねがい文も添えました。

🚀 まずこれだけ

10個に圧倒されなくて大丈夫。まずは2つだけ。

最初にやるのは アクション01(Effortを xhigh に)アクション02(settings.json で危険コマンドをブロック)2つだけでOK。この2つで「品質」と「安全」がまとめて上がります。残りは慣れてから、1つずつでかまいません。迷ったら、まず 01番 だけでも効果があります。

① Effort = xhigh(約5分・★☆☆) ② settings.json(約10分・★★☆)
01

settings.json でEffortを xhigh に永続化

難易度 ★★⏱ 5分

最優先の設定です。settings.jsonセッティング・ジェイソン=Claude Codeに設定を書くファイル(設定ファイル)に "effortLevel": "xhigh" と1行書くだけで永続化でき、毎回手で変える手間が消えます。公式は Opus 4.8 のコーディングで、既定(high)より一段上の xhigh を推奨しています。ターミナル派は環境変数でも固定できます。

bash
# 方法A(おすすめ・かんたん): settings.json に1行書くだけで永続化
# ~/.claude/settings.json に次を追記
#   "effortLevel": "xhigh"
# (settings.json に書けるのは low / medium / high / xhigh。max は不可)

# 方法B(ターミナル派向け): 環境変数で永続化(すべての設定より優先)
# Mac / Linux(~/.zshrc または ~/.bashrc に追加)
echo 'export CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL=xhigh' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc

# Windows(PowerShellで実行)
[System.Environment]::SetEnvironmentVariable("CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL", "xhigh", "User")

# ※ xhigh が効くのは Opus 4.8 / 4.7。Sonnet 4.6・Opus 4.6 では自動で high として動作
💬 ターミナルが苦手なら、Claudeにこう頼んでもOK

→ Claude Code(ターミナル/アプリの中のClaude)に頼む

おねがい文(コピーして貼り付け)
~/.claude/settings.json を作って(すでにあれば編集して)、思考の深さを固定する "effortLevel": "xhigh" を追加して。作業の前に、いまの settings.json のバックアップ(コピー)を必ず取ってから変更して。終わったら、どこをどう変えたか教えて。

🔐 この文には安全策(事前バックアップ・危険な操作の確認)を入れてあります。実行前に内容をひと目チェックしましょう。

なぜ効く? 根拠・手順・保存先・戻し方をみる
💡 なぜ効く?Effortは「思考の深さ」。低いほど浅く速く、高いほど丁寧で高品質です。デフォルトはプラン別ではなくモデルごとに決まり、Opus 4.8 では high。公式はコーディングでは一段上の xhigh を推奨しています。settings.json に "effortLevel": "xhigh" と書けば永続化でき、環境変数 CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL はさらに上位で毎回自動で効きます。なお xhigh が効くのは Opus 4.8 / 4.7 で、Sonnet 4.6・Opus 4.6 では自動で high として動作します。
📚 根拠・出典公式モデル設定(Adjust effort level)(既定はモデル別・settings.json は max 不可)/ 公式Effort パラメータ(公式)(Opus 4.8 のコーディングは xhigh 推奨)
📍 どこでエディタで ~/.claude/settings.json に追記(環境変数派はターミナルで export
💾 保存先settings.json=~/.claude/settings.json/ 環境変数=Mac/Linux は ~/.zshrc~/.bashrc、Windows はユーザー環境変数
↩️ 戻し方settings.json の "effortLevel" 行(または追記した export 行)を削除すれば、モデルごとの既定に戻ります。
02

settings.json で危険コマンドをブロック

難易度 ★★⏱ 10分

settings.jsonセッティング・ジェイソン=Claude Codeに「何を許可・禁止するか」を書く設定ファイル(設定ファイル)に、安全なコマンドの許可と危険なコマンドの禁止を書きます。下が推奨の全文。ファイルが無ければClaude Codeに「settings.jsonを作って」と頼めば自動生成されます。配置場所は ~/.claude/settings.json

JSON
{
  "$schema": "https://json.schemastore.org/claude-code-settings.json",
  "effortLevel": "xhigh",
  "alwaysThinkingEnabled": true,
  "autoUpdatesChannel": "stable",
  "autoMemoryEnabled": true,
  "cleanupPeriodDays": 60,
  "permissions": {
    "allow": [
      "Bash(npm run lint)",
      "Bash(npm run test *)",
      "Bash(git add *)",
      "Bash(git commit *)",
      "Bash(git diff *)",
      "Bash(git status)",
      "Bash(git log *)",
      "Bash(cat *)",
      "Bash(ls *)",
      "Read(*)",
      "Glob(*)"
    ],
    "deny": [
      "Bash(rm -rf *)",
      "Bash(sudo rm *)",
      "Bash(curl * | bash)",
      "Bash(wget * -O- | sh)",
      "Read(./.env)",
      "Read(./.env.*)",
      "Read(./secrets/**)"
    ]
  },
  "env": {
    "CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC": "1"
  }
}
💬 ターミナルが苦手なら、Claudeにこう頼んでもOK

→ Claude Code(ターミナル/アプリの中のClaude)に頼む

おねがい文(コピーして貼り付け)
~/.claude/settings.json を作って(あれば編集して)。テスト実行・git status・差分確認などの安全なコマンドは自動で許可(allow)、rm -rf や .env の読み取りなどの危険な操作は拒否(deny)に設定して。effortLevel は xhigh にして。変更前に必ずバックアップを取り、危険になり得る変更は適用する前に内容を見せて確認させて。

🔐 この文には安全策(事前バックアップ・危険な操作の確認)を入れてあります。実行前に内容をひと目チェックしましょう。

🗂 settings.json の早見表(各キー=何をする一行)

JSONにはコメントを書けないので、意味は下の表で。コピペ後、不要なキーはここを見て自分で消せます。

キーやさしい意味
effortLevel思考の深さを毎回固定する設定(low/medium/high/xhigh
alwaysThinkingEnabled常に「拡張思考(じっくり考えるモード)」をオンにする
autoUpdatesChannel自動更新の系統。stable=安定版(約1週間遅れ)/latest=最新(既定)
autoMemoryEnabledClaudeの自動メモリ(記憶)機能を使う設定(既定オン)
cleanupPeriodDays会話履歴ファイルを残す日数。過ぎた古い履歴は起動時に自動削除(既定30日)
permissions.allow自動で許可する「安全な操作」のリスト(テスト実行・差分確認など)
permissions.deny必ず拒否する「危険な操作」のリスト(rm -rf.env読み取りなど)
envすべてのセッションに渡す環境変数(細かい挙動の調整に使う)

⚠️ コマンドの読み方(なぜ拒否するの?)

コマンド何をする?だから…
rm -rf中身を確認せずに完全削除(基本もとに戻せない)拒否リストに入れて事故・暴走を防ぐ
… | bash / … | shネットから落としたスクリプトを“中身を見ずにそのまま実行”自分で選んだ公式インストーラは可。Claudeに勝手に実行させないため拒否例に
sudo管理者権限で実行。影響範囲がとても大きい安易に使わない(自動許可リストに入れない)
.env / secretsAPIキーなどの秘密情報が入ったファイル読み取りを拒否して漏えいを防ぐ
なぜ効く? 根拠・手順・保存先・戻し方をみる
💡 なぜ効く?Claude Code はコマンドを実行できます。許可リストで安全な操作(テスト実行・差分確認など)を自動承認すると、毎回の確認で止まらず作業が速くなります。拒否リストで rm -rf(全消去)などを禁止すれば、暴走や事故を構造的に防げます。公式も「慎重な権限モデル」を基本に据えています。
📚 根拠・出典公式Claude Code ベストプラクティス(権限モデル=意図した安全設計)
📍 どこでテキストエディタ(メモやVS Codeなど)で新規作成・編集
💾 保存先全体に効かせる=~/.claude/settings.json/ プロジェクト限定=そのフォルダ内の .claude/settings.json
↩️ 戻し方事前に cp ~/.claude/settings.json ~/.claude/settings.json.bak でコピーを取っておけば、戻したいとき上書きで復元。ファイルごと削除しても素の状態に戻ります。
03

グローバル CLAUDE.md を作成

難易度 ★★⏱ 15分

CLAUDE.mdクロードエムディー=Claudeが起動時に自動で読む「手順書」。新人に渡すマニュアルのようなもの(自動で読まれる手順書)を作ると、毎回の説明がゼロに。プロジェクトのフォルダで /init を打つのが最速です。

bash
# プロジェクトのフォルダで Claude Code を起動
cd ~/your-project
claude

# CLAUDE.md の雛形を自動生成(コードベースを分析して作成)
/init
💬 ターミナルが苦手なら、Claudeにこう頼んでもOK

→ Claude Code(ターミナル/アプリの中のClaude)に頼む

おねがい文(コピーして貼り付け)
このプロジェクト用の CLAUDE.md を作りたいです。まず /init で雛形を作る手順を教えてから、中身を提案して。すでに CLAUDE.md がある場合は上書きせず、先にバックアップ(コピー)を取ってから進めて。

🔐 この文には安全策(事前バックアップ・危険な操作の確認)を入れてあります。実行前に内容をひと目チェックしましょう。

なぜ効く? 根拠・手順・保存先・戻し方をみる
💡 なぜ効く?Claude は起動時に CLAUDE.md を自動で読み込みます。プロジェクトの前提・ルールを書いておけば、毎回の説明が消え、文脈が安定します。公式も「最初に行う環境最適化」として最優先で挙げています。
📚 根拠・出典公式Anthropic エンジニアリングブログ(CLAUDE.mdは起動時に自動ロード)/ 公式Claude Code ベストプラクティス
📍 どこでターミナルで /init を実行 → 生成されたファイルをエディタで微調整
💾 保存先個人用(全プロジェクト共通)=~/.claude/CLAUDE.md/ プロジェクト用=./CLAUDE.md
↩️ 戻し方ファイルを削除すれば、自動読み込みは無くなり素の状態へ。内容を直したいだけなら該当行を消すだけでOK。
04

AutoCompact を 75% に設定

難易度 ★★⏱ 3分

AutoCompactオートコンパクト=会話が長くなったとき、内容を自動で要約・圧縮する機能(自動の要約圧縮)を早めに走らせて品質低下を防ぎます。シェル(~/.zshrc など)で環境変数を export してから起動するのが確実です。

bash
# Mac / Linux(~/.zshrc または ~/.bashrc に追加)
echo 'export CLAUDE_AUTOCOMPACT_PCT_OVERRIDE=75' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc

# Windows(PowerShellで実行)
[System.Environment]::SetEnvironmentVariable("CLAUDE_AUTOCOMPACT_PCT_OVERRIDE", "75", "User")

# ※ settings.json の env に書くと本体の自動圧縮に反映されない報告あり。シェルで export するのが確実
💬 ターミナルが苦手なら、Claudeにこう頼んでもOK

→ Claude Code(ターミナル/アプリの中のClaude)に頼む

おねがい文(コピーして貼り付け)
会話が長くなる前に自動で要約させたいです。環境変数 CLAUDE_AUTOCOMPACT_PCT_OVERRIDE=75 を、私のシェル設定(~/.zshrc など)に追記する手順を教えて。いまの .zshrc は変更前にバックアップを取り、追記する1行だけを見せてから反映して。

🔐 この文には安全策(事前バックアップ・危険な操作の確認)を入れてあります。実行前に内容をひと目チェックしましょう。

なぜ効く? 根拠・手順・保存先・戻し方をみる
💡 なぜ効く?会話が長くなると「作業メモリ(コンテキスト)」が満杯に近づき、品質が落ちます。早めに自動要約(圧縮)を走らせると、劣化を防いで安定します。なお、この値を settings.json の env に書くと本体の自動圧縮ロジックに反映されない報告があるため、シェルで export する方式が確実です。公式も「性能低下の主因はコンテキストの逼迫」と明言しています。
📚 根拠・出典公式Claude Code ベストプラクティス(コンテキストが埋まると性能低下)。※settings.json の env では反映されない報告 → 参考GitHub Issue #63186 / 参考運用ガイド(Uravation)
📍 どこでターミナルで ~/.zshrc~/.bashrc に追記して source(Windows は PowerShell で設定)
💾 保存先Mac/Linux=~/.zshrc または ~/.bashrc/ Windows=ユーザー環境変数
↩️ 戻し方追記した export 行を削除し source ~/.zshrc を実行(Windows は環境変数を削除)。既定の挙動に戻ります。
05

CLAUDE.md を200行以内にスリム化

難易度 ★★⏱ 30分

全行に「この行が無ければClaudeが間違うか?」と問い直し、Noなら削除。公式推奨は200行以内、できるチームは60行前後。ふくらむと大事なルールが埋もれます。

💬 ターミナルが苦手なら、Claudeにこう頼んでもOK

→ Claude Code(ターミナル/アプリの中のClaude)に頼む

おねがい文(コピーして貼り付け)
いまの CLAUDE.md を読んで、200行以内に短くする提案をして。各行について「これが無いとClaudeが間違うか?」を基準に、消す候補と残す理由を一覧で見せて。私が確認してから消したいので、いきなり上書きせず、先にバックアップを取って差分を見せて。

🔐 この文には安全策(事前バックアップ・危険な操作の確認)を入れてあります。実行前に内容をひと目チェックしましょう。

なぜ効く? 根拠・手順・保存先・戻し方をみる
💡 なぜ効く?長すぎる CLAUDE.md は、肝心のルールが埋もれ、毎回の読み込みでトークンも消費します。短く保つほど精度が上がります。公式は「盛り込みすぎた CLAUDE.md」を代表的な失敗例として挙げています。
📚 根拠・出典公式Claude Code ベストプラクティス(over-specified CLAUDE.md は失敗例)
📍 どこでエディタで CLAUDE.md を編集
💾 保存先編集対象は ~/.claude/CLAUDE.md または ./CLAUDE.md
↩️ 戻し方削りすぎたら Git やバックアップから復元。心配なら編集前にコピーを保存。
06

よく使う作業を1つ Skill に変える

難易度 ★★⏱ 20分

Skillスキル=よく使う手順書を保存し、必要なときだけ呼び出す機能。料理のレシピ集に近い(必要時だけ呼ぶレシピ)に変換します。フォルダを作り SKILL.md を置くだけ。下のコマンドで土台を作れます。

bash
# Step 1: スキル用のフォルダを作成
# 全プロジェクト共通(個人専用)
mkdir -p ~/.claude/skills/review

# プロジェクト固有(チーム共有可能)
mkdir -p .claude/skills/review

# Step 2: SKILL.md を作成(次のテンプレートを使用)
touch ~/.claude/skills/review/SKILL.md
💬 ターミナルが苦手なら、Claudeにこう頼んでもOK

→ Claude Code(ターミナル/アプリの中のClaude)に頼む

おねがい文(コピーして貼り付け)
よく頼む作業(例:コードレビュー)を Skill にしたいです。~/.claude/skills/ にフォルダと SKILL.md を作る手順を教えて、中身のたたき台も提案して。すでに同じ名前のスキルがあれば上書きせず、先に確認させて。

🔐 この文には安全策(事前バックアップ・危険な操作の確認)を入れてあります。実行前に内容をひと目チェックしましょう。

なぜ効く? 根拠・手順・保存先・戻し方をみる
💡 なぜ効く?Skill は「必要なときだけ呼ぶ手順書」。常時読み込む CLAUDE.md を軽く保ちつつ、専門作業を再利用できます。別の文脈で動くため、本体の会話を汚しません。
📚 根拠・出典公式カスタムSkills作成ガイド(公式の作成手順)/ 公式Claude Code ベストプラクティス(別文脈での実行)
📍 どこでターミナルでフォルダ作成 → エディタで SKILL.md を記述
💾 保存先個人用=~/.claude/skills/名前/SKILL.md/ プロジェクト用=.claude/skills/名前/SKILL.md
↩️ 戻し方そのスキルのフォルダを削除すれば消えます。一時的に止めたいだけなら呼び出さなければOK。
07

タスク切替時に /clear を習慣化

難易度 ★★⏱ 即日

別のタスク・別のバグへ移るとき、2回以上失敗したときは必ず /clear。古い文脈が残ると品質が落ち、コストも増えます。

bash
# 別のタスクへ移行するときは必ず実行
/clear

# 判断基準:
# ✅ 同じコンテキストで続けてよい → そのまま続行
# ✅ 別のバグ・別の機能へ移行 → /clear
# ✅ 同じ問題を2回以上失敗 → /clear して新しいプロンプトで再挑戦
💬 ターミナルが苦手なら、Claudeにこう頼んでもOK

→ Claude Code(ターミナル/アプリの中のClaude)に頼む

おねがい文(コピーして貼り付け)
このタスクはこれで区切りたいです。あとで見返せるように、ここまでの結論と決定事項を3〜5行でまとめて。まとめを保存したら、新しい作業は /clear してから始めます(消した会話は戻せないので、先にまとめを出して)。

🔐 この文には安全策(事前バックアップ・危険な操作の確認)を入れてあります。実行前に内容をひと目チェックしましょう。

なぜ効く? 根拠・手順・保存先・戻し方をみる
💡 なぜ効く?無関係な内容が会話に残ると、品質が落ち、トークンも余分にかかります。公式も「無関係なタスク間では /clear」「2回直しても直らなければ /clear して書き直す」を明記しています。
📚 根拠・出典公式Claude Code ベストプラクティス(kitchen sink / 2回失敗時の対処)
📍 どこでターミナルで /clear と入力するだけ
💾 保存先保存は不要(その場の操作です)
↩️ 戻し方取り消しはできません(消した会話は戻りません)。重要な結論は事前にメモやファイルへ残しておくと安心。
08

Claude Desktop App を入れて Cowork を試す

難易度 ★★⏱ 15分

https://claude.ai/download からインストール。Cowork はこのアプリに入っています。Pro・Max とも追加費用なしで使えます。ファイル整形・レポート作成・画像一括処理に便利です。

💬 ターミナルが苦手なら、Claudeにこう頼んでもOK

→ Claude Code(ターミナル/アプリの中のClaude)に頼む

おねがい文(コピーして貼り付け)
Claude Desktop App を入れて Cowork を試したいです。インストール後にやる最初の一歩(作業フォルダの指定や、安全に使うコツ)を、初心者向けに順番に教えて。Cowork に触らせるフォルダは、大事なファイルのバックアップを取ってから指定したいです。

🔐 この文には安全策(事前バックアップ・危険な操作の確認)を入れてあります。実行前に内容をひと目チェックしましょう。

なぜ効く? 根拠・手順・保存先・戻し方をみる
💡 なぜ効く?コードを書けない人でも、ファイル仕事(整形・変換・集計など)を自然な言葉で頼んで自動化できます。エンジニア向けの Claude Code とは別の入り口です。
📚 根拠・出典公式Cowork入門(公式の始め方)
📍 どこでブラウザでダウンロード → デスクトップアプリを起動 → 「Cowork」タブ
💾 保存先アプリのインストール(設定はアプリ内に保存)
↩️ 戻し方アプリをアンインストール、または許可した作業フォルダのアクセス権を解除すれば元通り。
09

計画は Opus、実装は Sonnet の2段階に

難易度 ★★⏱ 即日

Opusオーパス=深く考える高性能モデル。設計や難問向き(深く考えるモデル)で設計し、Sonnetソネット=速く安いモデル。量産・実装向き(速く安いモデル)で量産。同じ品質を低コストで実現できます。
💳 Pro の人へ:Opus も使えますが使用量はひかえめ。設計など要所だけに絞ると上限に当たりにくいです。

bash
# フェーズ1: Opus で「型」を作る
/model opus
"コードレビュースキルを設計して SKILL.md を作成してください"
→ 深い推論でワークフローを設計

# フェーズ2: 設計できたら Sonnet に切り替える
/model sonnet
/review   ← Skill を呼び出して実際の作業
→ Opus レベルの品質のワークフローを Sonnet のコストで実行
💬 ターミナルが苦手なら、Claudeにこう頼んでもOK

→ Claude Code(ターミナル/アプリの中のClaude)に頼む

おねがい文(コピーして貼り付け)
難しめの設計をしたいので、まず深く考える Opus に切り替えたいです。/model opus への切り替え方と、設計が終わったら量産用に /model sonnet へ戻す手順を教えて。切り替え方の説明だけにして、勝手に実装は進めないで。

🔐 この文には安全策(事前バックアップ・危険な操作の確認)を入れてあります。実行前に内容をひと目チェックしましょう。

なぜ効く? 根拠・手順・保存先・戻し方をみる
💡 なぜ効く?設計や難しい判断は深く考える Opus、単純な量産は速い Sonnet に任せると、品質を保ちながら使用量とコストを節約できます。公式も「実装の前にまず計画」を重視しています。
📚 根拠・出典公式Claude Code ベストプラクティス(計画を先に立てる)/ 公式のプラン・モデル情報
📍 どこでターミナルで /model opus / /model sonnet を切替
💾 保存先保存は不要(セッション中の切替)
↩️ 戻し方/model でいつでも別のモデルに戻せます。
10

軽い確認は /btw コマンドで聞く

難易度 ★★⏱ 即日

/btwビーティーダブリュー=by the wayの略。会話の文脈を汚さずに一時的な質問ができるコマンド(文脈を汚さない質問)を使うと、コンテキストClaudeがいま覚えている会話の作業メモリ。増えすぎると品質が落ちる(会話の作業メモリ)に残さず確認でき、トークンAIが処理する文字のかたまりの単位。消費量がコストに直結する(処理単位)の消費を減らせます。

bash
# 通常の質問(コンテキストに入る → トークン消費)
"この関数の複雑度は?"

# /btw で聞く(コンテキストに入らない → トークン節約)
/btw "この関数の複雑度は?"
💬 ターミナルが苦手なら、Claudeにこう頼んでもOK

→ Claude Code(ターミナル/アプリの中のClaude)に頼む

おねがい文(コピーして貼り付け)
いまの会話の文脈を汚さずに、ちょっとした確認だけしたいです。/btw の使い方と、向いている質問・向かない質問の例を教えて。設定やファイルは変更せず、説明だけにして。

🔐 この文には安全策(事前バックアップ・危険な操作の確認)を入れてあります。実行前に内容をひと目チェックしましょう。

なぜ効く? 根拠・手順・保存先・戻し方をみる
💡 なぜ効く?ちょっとした確認を /btw で聞くと、その内容が会話の作業メモリ(コンテキスト)に残りません。文脈を汚さずに済み、品質低下とトークン消費を抑えられます。
📚 根拠・出典参考運用ガイド(Uravation)(運用ガイド)/ 公式Claude Code ベストプラクティス(コンテキスト節約の考え方)
📍 どこでターミナルで /btw 質問 と入力
💾 保存先保存は不要
↩️ 戻し方その場限りの操作なので戻す作業は不要です。

📊 Effort(思考の深さ)の早見表

タスクに合わせて深さを選ぶと、ムダなトークン消費を防げます。

🎚️ Effort=「思考の深さ」のイメージ
low最速・最安
mediumバランス
high深い推論
xhighさらに深い
max全力
← 速い・低コスト高品質・じっくり →
レベル思考深度速度コスト最適なタスク
lowなし〜最小最速最安タイポ修正・変数リネーム・整形
mediumバランス速い標準的なバグ修正・テスト生成
high深い推論やや遅い設計・複数ファイルのリファクタ(多くのモデルの既定)
xhighさらに深い遅いコーディング・エージェント作業(公式推奨/Opus 4.8・4.7)
max最大全力最も遅い最高難解バグ・セキュリティなど「ここぞ」だけ(過剰思考に注意)
autoモデル次第モデルの既定へ戻したいとき

xhigh が効くのは Opus 4.8 / 4.7。Sonnet 4.6・Opus 4.6 では自動で high として動作します(Pro の既定は Sonnet 4.6)。maxultracode はセッション限定で、settings.json には書けません。

Effort の変更方法(6通り):

bash
# セッション中にコマンドで変更(最もよく使う)
/effort low      # 軽作業
/effort medium   # バランス重視
/effort high     # 多くのモデルの既定
/effort xhigh    # コーディング推奨(Opus 4.8 / 4.7)
/effort max      # ここぞの全力(セッション限定・過剰思考に注意)
/effort auto     # モデルの既定に戻す

# 起動時に指定(1セッションのみ)
claude --effort xhigh

# settings.json で永続化(low / medium / high / xhigh のみ)
# ~/.claude/settings.json → "effortLevel": "xhigh"

# 環境変数で永続化(最優先。max もここでなら永続化できる)
export CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL=xhigh

# スキル単位で指定(SKILL.md frontmatter内)
# effort: low

設定の優先順位(高い順)。重要:settings.json に書けるのは low/medium/high/xhigh のみ(仕様)。max をセッションをまたいで維持したいときは環境変数 CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL=max を使います。

bash
① 環境変数: CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL=xhigh   ← 最優先・永続的(max もここでなら永続化可)
② CLIフラグ: claude --effort xhigh           ← そのセッションのみ
③ settings.json: "effortLevel": "xhigh"      ← 永続化可。max と ultracode は不可(仕様)
④ モデルの既定(Opus 4.8 は high)           ← 変更しないとここに留まる
🏆 設定の優先順位(上ほど強い)
1
環境変数 CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL最優先・永続的
2
CLIフラグ claude --effortそのセッションのみ
3
settings.json effortLevelmax は不可(仕様。low/medium/high/xhigh のみ)
4
モデルの既定(Opus 4.8 は high)変更しないとここに留まる

🪝 プロジェクト設定(settings.json)

プロジェクト内に置く .claude/settings.jsonhooksフックス=特定の操作の前後に、決めた処理を自動で走らせる仕組み(自動処理の仕掛け)でファイル変更後に型チェックを自動実行できます。

JSON
{
  "$schema": "https://json.schemastore.org/claude-code-settings.json",
  "permissions": {
    "allow": [
      "Bash(npm run build)",
      "Bash(npx tsc --noEmit)",
      "Bash(npm run lint -- --fix *)"
    ]
  },
  "hooks": {
    "PostToolUse": [
      {
        "matcher": "Write|Edit",
        "hooks": [
          {
            "type": "command",
            "command": "npx tsc --noEmit 2>&1 | head -20"
          }
        ]
      }
    ]
  }
}

🔑 ultrathink の正しい使い方

ultrathink はプロンプトに書くと、effort レベルは変えずに、その回だけ深い推論を促す公式キーワードです(API に送られる effort 値そのものは変わりません)。

bash
# プロンプト内に書くだけで、その回だけ深い推論を促す
# (effort レベル自体は変わらない/API に送る値はそのまま)
ultrathink  ← Claude Code が認識する公式キーワード

# 例
"このバグの原因を ultrathink で分析して"

よくある誤解 ── 機能するもの/しないものの整理:

bash
# ✅ 公式キーワード/effort の指定方法
ultrathink    ← プロンプトに含めると、その回だけ深い推論を促す(effort は不変)
/effort xhigh ← セッション中の effort を変更(コーディング推奨)
/effort max   ← セッション中は max effort(セッション限定)
CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL=xhigh  ← 永続化(最優先・全設定より上。max もここでなら可)

# ❌ 特別な効果はない(通常の文章として渡されるだけ)
"think hard"        → 特別なキーワードではない
"think more"        → 特別なキーワードではない
"よく考えて"(日本語)→ 同上(普通の文章として扱われる)
SECTION 05

Skills・CLAUDE.md・Cowork を
たとえ話でマスター

3つの仕組みを、料理とお店のたとえで理解しましょう。テンプレートのコードもそのまま使えます。

🍳 Skills ──「料理のレシピ集」

🍝 たとえ話
  • CLAUDE.md=毎回読む「基本のシェフ心得」(常時よみこみ)
  • Skills=特定のレシピ集(「パスタ作って」と言ったときだけ取り出す)
これで CLAUDE.md を軽く保ちつつ、専門の手順をいつでも呼び出せます。
比較軸CLAUDE.mdSkills
よみこみ毎セッション常時必要時のみ(オンデマンド)
トークン消費毎回(ふくらむリスク)呼んだときだけ
用途常に守るルール特定タスクの手順書
呼び出し方自動/スキル名 または自動検知
Effort指定できないSKILL.mdの先頭で指定可
📥 読み込まれ方の違い
CLAUDE.md
毎セッション 常時ロード(ずっと文脈に居る)
Skills
呼んだ時だけ 必要時ロード(レシピを取り出す)

CLAUDE.md を軽く保ち、専門の手順は Skills に逃がすと、毎回のトークン消費を抑えられます。

インストール(公式マーケットプレイスから・推奨):

bash
# Step 1: Anthropic 公式マーケットプレイスを登録
/plugin marketplace add anthropics/skills

# Step 2: スキルセットをインストール(例: ドキュメント系スキル)
/plugin install document-skills@anthropic-agent-skills

# Step 3: Claude Code を再起動
# Ctrl+C で終了 → claude で再起動

# インストール確認
/skills

SKILL.md テンプレート①:コードレビュー用

Markdown
---
name: review
description: コードレビューを実行する。セキュリティ・パフォーマンス・可読性の3観点でレビュー依頼やPRチェックを求められたときに使用。
effort: high
---

# Code Review Skill

以下の観点でコードレビューを行ってください:

## セキュリティ
- SQLインジェクション・XSS・認証漏れ・シークレット漏洩を確認

## パフォーマンス
- N+1クエリ・不要な再レンダリング・非効率なループを確認

## 可読性
- 命名規則・関数の長さ(50行以内推奨)・コメントの適切さを確認

## アウトプット形式
重要度(🔴高 / 🟡中 / 🟢低)と具体的な修正案を必ず含めてください。

SKILL.md テンプレート②:日本語ブログ記事用

Markdown
---
name: blog-ja
description: 日本語技術ブログ記事を作成する。AI・株式投資・テクノロジーに関する記事執筆を依頼されたときに使用。
effort: medium
---

# 日本語ブログ記事作成

## 構成テンプレート
1. 読者の課題・悩みから始める(100文字以内)
2. 記事で解決できることを明示
3. H2/H3見出しで論理的に展開
4. 具体例・コード例を豊富に使用
5. まとめと「今日からできる3つのアクション」で締める

## 文体ルール
- 語尾: 「です・ます」調
- 1文: 60文字以内
- 専門用語: 初出時にカッコで説明
- 禁止表現: 「〜は非常に重要です」「〜することができます」

## 必須出力
- 記事本文(Markdown形式)
- メタディスクリプション(120文字)
- SNS告知文(140文字)

📋 CLAUDE.md ──「新人スタッフのマニュアル」

🧑‍🍳 たとえ話
新しいアルバイトに渡すマニュアルです。毎回「うちの店のルールはね…」と説明せずに済むよう、一度書けばClaudeが自動で読みます。最初は10行でOK。Claudeが間違えるたびに1行ずつ「育てる」のが、いちばん良い作り方です。

配置場所のルール(優先度):

bash
優先度(高 → 低):
1. ~/.claude/CLAUDE.md                   → 全プロジェクト共通・個人設定
2. ./CLAUDE.md または .claude/CLAUDE.md   → プロジェクトルート(Git管理)
3. CLAUDE.local.md                       → プロジェクト固有の個人メモ(.gitignore 推奨)
4. 子ディレクトリの CLAUDE.md            → サブディレクトリ固有の設定

テンプレート①:グローバル設定(~/.claude/CLAUDE.md

Markdown
# 個人グローバル設定

## 言語・スタイル
- 応答は日本語で行うこと(コードコメント・変数名は英語可)
- 技術用語の初出時は英語と日本語を併記すること
- 説明は簡潔に。不明点があれば推測で進めず確認すること

## コーディング方針(個人共通)
- TypeScript strict モード必須
- 関数は単一責任原則に従い50行以内
- コメントは「なぜ(Why)」を書く(「何を(What)」はコードから読み取れる)

## セキュリティ
- 環境変数・APIキーは絶対にハードコードしない
- シークレットは .env.local を参照すること

## 作業スタイル
- 大きな変更前に計画を提示し、承認を得てから実行
- エラー発生時は原因と修正案を両方提示すること

テンプレート②:プロジェクト設定(./CLAUDE.md・100行以内が目標)

Markdown
# プロジェクト名: [プロジェクト名]

## 概要
[このプロジェクトが何をするのか、1〜2行で説明]

## 技術スタック
- Runtime: Node.js 20 + TypeScript 5.3
- Framework: Next.js 14 (App Router)
- DB: PostgreSQL + Prisma ORM
- テスト: Vitest + Testing Library

## 必須コマンド
- 型チェック: `npx tsc --noEmit`
- テスト実行: `npm run test:unit`
- Lint修正: `npm run lint`
- ブランチ命名: `feature/`, `fix/`, `refactor/` プレフィックスを使用

## プロジェクト固有ルール
- APIエンドポイント: /api/v2/ 配下のみ使用
- 認証: Auth.js の session オブジェクトを参照(独自実装禁止)
- エラーハンドリング: Result 型パターンを使用

## 詳細ドキュメント(詳細は各ファイルを参照)
- APIコンベンション: @docs/api-conventions.md
- デプロイ手順: @docs/deploy.md

🤝 Claude Cowork ──「コードを書けない人のための自動化」

💼 ひとことで
Claude Code が「ターミナルでコードを書くエンジニア向け」なのに対し、Cowork は「デスクトップでファイルを扱う、すべてのワーカー向け」。macOS(1月)・Windows(2月)のパブリックベータを経て、2026年4月9日に全有料プラン向けに一般提供(GA)されました。Pro でも Max でも使えます。

始め方(4ステップ):

bash
Step 1: Claude Desktop App をダウンロード
        → https://claude.ai/download
        → Claude Cowork は Desktop App の中に組み込まれています

Step 2: インストール後にログイン
        → 有料プラン(Pro / Max など)のアカウントでログイン

Step 3: Desktop App を起動 → 上部タブで「Cowork」を選択

Step 4: 作業フォルダを指定 → 自然言語でタスクを依頼
🔒

セキュリティの注意

Cowork はフォルダへのアクセス権限を求めます。本番データや機密情報の入ったフォルダは指定しないこと。作業専用のサンドボックス(隔離した作業用)フォルダを作って使うのが安全です。

Cowork が得意な作業:

作業例指示のしかた(例)
画像の一括リサイズ「フォルダ内の画像を全部600pxにして resized フォルダに格納して」
CSV → Excelレポート「売上データ.csv から月次推移グラフ付きのExcelを作って」
経費精算「レシートのスクショをまとめて経費精算表を作って」
ドキュメント整形「箇条書きのメモを構造化した提案書Wordにして」
スケジュール自動化「毎週月曜朝9時に先週のフォルダをアーカイブして」
SECTION 06

結局どれを使う? 使い分けフローチャート

上から順に「はい/いいえ」で進むだけ。迷ったらこの順で判断します。

タスクが発生
QUESTION 1コードを書く・システムを変更する必要がある?
YES →
🛠️ Claude Codeターミナル / GUI
↓ NO
QUESTION 2ローカルのファイルを読み書きする必要がある?
YES →
🤝 Claude Coworkデスクトップ作業
↓ NO
🧠 Claude Chatブレスト・調査・文章作成(ファイル不要)

🗂️ 3ツールの使い分け早見表

タスク例推奨ツール理由
新機能のコーディングClaude Codeコード実行・テスト・Git操作が必要
バグのデバッグClaude Codeファイル全体の読み書きが必要
ローカルCSVをExcelに変換Claude Coworkファイル変換タスク
メモ → レポート整形Claude Coworkドキュメント生成
アーキテクチャ相談Claude Chat推論・ブレスト(ファイル不要)
投資戦略の分析Claude Chatロジック・推論のみ
Skills / CLAUDE.md の設計Claude Codeコンテキストが必要